盲腸日記 その6

個室で過ごす最後の時間を、長男のことを思いつい泣きそうになったり
のんきにTVを見たりして過ごしていると、急遽上京した母と、家長、長男がやってきました。
というわけで、ついに個室にさよならして、大部屋へのお引越し開始。
荷物を運んでもらい、看護婦さんによってベッドが移動されます。
引越し先は4人部屋で表の名札を見るとカタカナの名前が3人。ということは…。
想像通り、妙齢の女性が3人。お隣の方は一番若くて40代後半くらいかな?という感じ。
長男がいるので、面会ロビーに移動。母と馬鹿話をする私。
そうこうしてると、点滴の管の中に空気を発見。これが見る見るうちに私の血管へ!!

ちょっとまったぁー。血管に空気入るとやばいんじゃなかった?ひぃぃぃぃぃ。
でも、全然平気な私。一応看護婦さんにお尋ね。少々は平気らしい。
さらに、病院素人の私が驚いたのは、点滴の管の中に血液が逆流したこと。
ふと気がついたら、管が赤い。ん?赤い?ひぃぃぃぃ。血がぁぁぁぁ!!
これも、お尋ねしたところ、別に問題なしとのこと。管は血管に入ってるわけで
まぁ、何かの折に逆流もするらしい。でも、びっくり。
大体、何十時間も続けて点滴することも初めてなわけで、それだけでドキドキなのに。
この点滴の管は、血管の確保のため(なのか?わかんないけど)液を入れてないときも
針を刺したまま、20cmくらいの管を常に腕にくっつけておかなければならず

手術の前の検査中から退院の日まで140時間くらい、針刺さったままでした。
なので、腕が痛い痛い。途中痛いと訴えたら反対の腕にしてくれるかなぁと思ったけど
結局そのままでした。退院してからも少し痛かったし。いやぁ大変だった。

さて、大部屋で過ごす初めての夜。
まず、つらかったのは、他の人はみんな食事があるということ。しかも普通食。
カーテンを閉めて静かに読書とTV(TVカードを購入しイヤホンで)で過ごす私。
ぼんやりしてると、一番年長者と思われるおばちゃんが、まぁしゃべるしゃべる。
12歳で奉公に出たとか、奉公先の旦那が女好きであちこちに愛人を作ったとか

自分は大丈夫だったとか、爺さんがお茶好きなのでお茶の葉を月に1kg買うだとか
入院中に、おばちゃんの人生をかなり垣間見ることができました。
それも、直接話されているわけではなく、その他のおばちゃんたちとの会話で。
隣のおばちゃんはおやつにせんべいバリバリ齧るし、おしゃべりおばちゃん孫は
面会に来て、何故か売店で買ってきたカップラーメン食べるし、もう大変。
私にもなんか食わせろー。

さて、その夜。初めて自分でトイレに行く夜。本来なら点滴ポールをガラガラ押していくんだけど
なんてたって大部屋だからうるさくしたくないし、トイレは、ベッドから見えるところにあるし

というわけで、点滴袋だけを右手に持ち顔の高さくらいに持ってそそくさとトイレへ。
途中、一回看護婦さんに「どうしたんですか?」と声をかけられてしまいました。おほほ。
だって、いちいちポール押していくの重いし、うるさそうなんだもん。
この日も点滴のせいで、夜中に何度かトイレに行く羽目になりました。くやしい。
そして、次の朝。待ちに待った食事が始まるのでした。

今日の一言
病院の売店はホスピタルローソン。
普通のコンビニのように、各種弁当やデザートがあり、とっても目の毒。
私が、どんなにカルビ丼とかが食べたかったことか!!ああ、気の毒。


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Last-modified: Sat, 21 May 2005 09:57:56 JST (7623d)