HTMLの憂鬱
2001.3.11

このサイトをつくる時にちょっと気をつけたことがあります。それは、 「一介のやくざなプログラマが作ったコンテンツとして、恥ずかしくないものに しよう。」ということです。
これではあまりにも抽象的なので、何をもって恥ずかしくないかについて。 自分なりに決めました。

「HTMLやHTTPのように規格が決められているものについては、それに従う。」
「CGI用のプログラムの書き方のように規格は定められていなくても 暗黙の了解があれば、それに従う。」
そうすることによって、誰からも同じ状態で閲覧できて、見やすく、軽いものが できるのじゃないかと思ったんです。先人たちがそうなるように努力した結果 が規格や暗黙の了解として残されてるはずですからね。
ところが実際はそうは簡単ではなかったんです。
規格の理想と現実
たとえば、大抵のWeb コンテンツで使われている HTML (HyperText Markup Language)の規格は、 W3C (World Wide Web Consortium)という組織で取り決められています。
この組織では、いまXHTML1.0という規格を用いることを推奨しています。 しかし、この規格どおりにHTMLを書くと大抵のブラウザでは作者が意図したとお りに表示されません。それは、実際に出回っているブラウザは、まだXHTML1.0に 対応し切れていないからです。
さらに言えば、XHTML1.0の一つ前の規格HTML4.01ですら完全対応のブラウザは 存在しないのです。
つまり、W3Cは理想を追い求めて規格を定めたけれども、実際にHTMLを解釈する ブラウザがそれに追いついていない状況なのです。
妥協
たとえ、XHTML1.0に完全対応したブラウザが出現したとしても、世界中の ブラウザがすぐに、それに入れ替えられることはないでしょう。
ということで、「なるべく規格に準拠し、なるべく多くの人に見やすい」ように 妥協することにしました。そこで、HTML 4.01に準拠して作成することにしました。
HTMLの憂鬱
HTML 4.01の文法チェックは、自分ひとりのチェックでは手におえないので、 Another HTML-lintというツールを使うことにしました。 このツールは作成したHTMLを100点満点から減点法で採点するという、自虐的な ものです。今のところ、ほとんどのコンテンツが100点になるように作成して います。
「ほとんど」なのは、完全にHTML4.01に準拠させるとブラウザによってうまく表 示できなかったり、表示が異なるといった現象が生じたため、わざわざ間違った (正確には古い)書き方をした箇所があるためです。
テーブルのセンタリング、<table align="center">〜 </table>や幅や高さの指定<td width="640">〜 </td>なんかがそうです。
じゃあ、これらを使わずにセンタリングや幅や高さはどうやって指定するんだと いわれそうですが、それについては、W3Cの「理想」とともに次回に触れることに します。


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